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みどりむしin Berkeley

大学研究者妻としてカルフォルニア州バークレーに渡航することになりました。7か月間、現地での生活を書き綴っていこうと思います。

アダルトスクールに3か月通ってみた感想

バークレー、アダルトスクールに通って約3か月が過ぎました。

最初は渡米後すぐに通っていた語学学校と比較し、のんびりした雰囲気になんとなく物足りなさを感じていたアダルトスクールですが、3か月通ってみて、素直に良かったな~と思える最近です。

 

英語の勉強をしたいのであれば、おそらく語学学校に継続して通っていたほうが良かったのだと思います。

授業のペースは非常にゆっくりで、内容も同じIntermediateのHiでも語学学校の方が難しいです。あのまま語学学校に通っていたら、どうだったかなと思うことはあります。

 

私がアダルトスクールに切り替えてよかったと思う理由は、通っている人の多様性と年齢層にあります。

語学学校の年齢層は10代から20代が多く、高額な授業料を払っている分、大学に入るための準備として、また英語を使用した職業に就きたいためなど、英語を学ぶ理由が明確な場合が多いと思います。

 

アダルトスクールは同じクラスといっても、私のような帯同で来ている主婦から、UCバークレーの学生、研究者、またアメリカに住んでいる家族の家に滞在している引退した高齢の方と様々な環境の人が通ってきています。

年齢層も10代~70代?と幅広く、クラスの人数が多い分、国も様々です。

 

語学学校での勉強は非常に楽しかったのですが、若いひとが多いため馴染めないところもあり、そういった面でアダルトスクールは居心地がよかったです。

また、同じような境遇の日本人のクラスメイトも多いため、色々と相談できたり友達になれたり心強いということもありました。

 

現在は20か国以上いる生徒それぞれが国別に自分の国を紹介するプレゼンテーションを行っています。

ひたすら聞いているだけの一日もあり、正直英語の勉強にはあまりなっていないのですが、いままで馴染みのなかった国のことを知る機会となって非常に面白いです。

 

担当の日は自身の国の料理を用意し、プレゼンをするのですが、皆さん自分の国のことを知ってほしいと思う気持ちが強いのか、すごく気合が入っています。

一人で1時間以上スライドを使ってプレゼンする方も多く、原稿なども見ず英語でプレゼンしている姿にびっくりします。

 

日本人チームは6人で担当したのですが、プレゼンの時間は1時間半弱となりました。人数が多い分、打ち合わせをしたりと大変な部分もありますが、各テーマを分担してできるので、1人でプレゼンしている人に比べるとはるかに発表は楽です。それでも英語で人前で発表するという機会はなかなかあるものではなく、準備は大変で、勉強になりました。

 

英語を母国語としない外国人に対し、無料でこのような教室を提供しているアメリカ、なかなかすごいぞ、と思います。

 

住居費も物価も高くそういった面では住みやすいとは言い難いバークレーですが、帯同妻にとってはお金をかけずに勉強する機会を得られたり、無料で参加できるイベントが多かったりなど、いい面も沢山あると思いました。

 

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