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みどりむしin Berkeley

大学研究者妻としてカルフォルニア州バークレーに渡航することになりました。7か月間、現地での生活を書き綴っていこうと思います。

ソノマ郡の大規模な山火事にニュースに釘付けの週末

現在、カリフォルニア州ソノマ郡で大規模な山火事が発生しております。

 

こちらは発生して5日目でしょうか、昨日の深夜から今日にかけて猛烈な暴風が吹いていることもあり、面積がどんどん拡大し、現在は18万人が避難する事態となっております。

 

ソノマ郡は私たちの住むバークレーからは100キロ以上離れており、また間に水域を挟むためさすがにこちらまで及ぶことはないのでしょうが、今朝起きたらバークレーから北に20キロの地点が新しく燃え始めておりました。

それも陸続きの場所。

 

暴風は南に吹いており、このニュースにはさすがに恐怖を覚えました。被害が南に拡大していけば、バークレーも避難区域に含まれるのでは!と朝からそわそわ。

 

幸いこちらはソノマ郡程ひどくはなく、鎮火にむかっているようです。

 

また、北からの風は非常に乾燥しており、火災の危険性が高いため、電力会社であるPG&E社は北カリフォルニアの広範囲に計画停電を実施しました。

バークレーも山沿いでは停電中で、大学も週末から月曜の午前中にかけて閉鎖されております。

うちは停電地域に入らなかったのですが、外は台風並みの風。そして火事による大気汚染で一日外出できずでした。

 

そのため、本日は家にこもりひたすらニュースを見続けておりました。

 

朝の新たな火事発生に続き、みていた限りでも今日だけで新たに3か所で山火事が発生しました。

ですが、やはり一番深刻なのは先週発生したソノマ郡の火災。

発生後5日目現在、3000エーカーが燃えており、鎮火率は5%?とニュースで流れてお

ります。

 

明日午前中で風はいったん止みますが、また火曜から強風の予報がでています。

 

ここ5か月くらい雨がほぼ降っていないため、いつどこで火災が発生するか分からず、山沿いの人にとっては11月半ば、雨が降り始めるまで不安な日々が続くこととなるのかと思います。

 

日本では水害、カリフォルニアでは乾燥による山火事、自然災害なのか、はたまたこれは人災なのか。

いずれにしてもこれ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。