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みどりむしin Berkeley

大学研究者妻としてカルフォルニア州バークレーに渡航することになりました。7か月間、現地での生活を書き綴っていこうと思います。

グランドサークルへの旅~ツアーに参加しました(初日編)

先週末、念願のグランドキャニオン、アンテロープキャニオンツアーに参加して参りました!

 

実はグランドキャニオンへの旅行、11月に自分たちでレンタカーで行くことを予定していました。一度はグランドキャニオンの目の前にあり人気のブライトエンジェルロッジに予約まで入れてグランドキャニオンの夕日、朝日を愛でるつもりでいたのですが、、、結局運転が疲れること、日数が限られており無理なスケジュールは組めないことを理由にHISのツアーに申し込むことにしたのでした。

 

結論としていうと、HISの1泊2日のツアー、大満足でした!!

私たちが言ったのはホースシューベント、グランドキャニオン、アンテロープキャニオンの3か所。

 

初日は朝6時過ぎに集合でした。

前日のフライトの到着が1時半遅れ、ホテルに着いた時点で深夜12時、朝5時前起きだったので、HISのガイドさんが運転しながら沢山解説をしてくださったのですが、寝不足で行きはほとんど寝てしまってお話をあまり聞いていませんでした。

ごめんなさい・・・。

 

途中トイレ休憩時昼食のランチボックスを渡されます。

ラスベガスで人気のあるサンドイッチとチップス、クッキーのセットだったのですが、このサンドイッチが主人のツボにはまったようで今までアメリカで食べたサンドイッチのなかで一番美味しいと隣で騒いでおりました。

 

そして5、6時間かけてホースシューベントにまず到着しました。

ホースシューベントは遠目にみると大地に2つの穴が開いたようにしかみえません。

 

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駐車場から足場の悪い砂場を歩くこと10分、目の前に遠目に見たのとはまったくことなる絶景が広がります。

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ホースシューベントはコロラド川が蛇行して蹄鉄の形にみえることからこの名前がつけられています。

赤土の大地とコロラド川のグリーン、そして水辺の草の色が鮮やかです。

写真で撮るとどうしても規模の大きさが伝わらないのが残念です。

 

そして、その後、初日のメインイベント、アンテロープキャニオンへ!!!

こちらは無断で観光することはできず、アメリカの原住民であるナホバ族の方のガイドツアーに参加する必要があります。

 

事務所のような小屋で受付をすませ(といっても私たちは待っていただけなのですが・・・)ジープに乗って10分でキャニオンの入り口に到着します。

このジープなのですが、赤土の砂場の大地を荷台のようなところに載せられて走るため、砂ぼこりがすごかったです。

わたしは出発後すぐにコンタクトレンズに砂が入り、これはだめだと思い終始目をつぶってハンカチで顔を覆っていました。

 

アンテロープキャニオンはアッパーとロウワーがあり、私たちは選ぶことができませんでした。

今回はアッパーのアンテロープキャニオン。

 

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入り口の裂け目から入るとそこは幻想的な世界。

何万年にも及ぶ地層が鉄砲水と風による浸食でこのような不思議なウェーブを形成しています。

乾燥した場所のように見えますが、時には鉄砲水でキャニオン内の水位が非常に高くなることがあり、以前には観光客が水に流され亡くなったこともあるとか。

近くに雷雲が見えなくても遠くで降った雨が運ばれてきて急に水位があがることがあるようです。

そのような場合はキャニオンは閉鎖となります。

 

中は観光客でごったがえしておりますので、ゆっくり写真を撮ったりする時間はあまりありません。

その代わり、写真撮影のベストポイントに入るとナホバ族のガイドさんが自分で写真を撮ってくれます。

ポイント移動、カメラを渡す、写真を撮ってもらう(人物抜き)という繰り返し。

少し笑えます。

 

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 キャニオン内は外気の灼熱と違って涼しく、岩場に手をあてると少しひんやりします。

 

完全に観光地化されていますが、なお神秘性をもった魅力的なアンテロープキャニオンでした。

 

ちなみにロウワーの方はアッパーとちがって地上より下に裂け目が入った人ひとり通れるくらいの狭い道を探検するようで、こちらは梯子をつかったもするとのことです。

どちらが良いかガイドさんも良く聞かれるようなのですが、まったく別のものなので、どちらが良いという比較にはならないとのこと。

 

そちらもいつか行ってみたいとおもいました。

 

アンテロープキャニオンは砂岩に傷をつけるため、バッグの持ち込みは禁止です。持ち込みが許されているのは水、スマホ、カメラのみ。

ですが、貴重品が心配ですので、私は上着をきてポケットの中に貴重品類をいれました。

同行するガイドさんの判断にもよるのですが、服の中に入れられる貴重品入れのポシェットのようなものを首からかけて持ち込むことも問題なかったです。

 

観光部分はこれにて終了。

夕食はツアーに含まれており、宿泊施設の近くのステーキハウスでステーキを頂きました。

 

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グランドサークルの旅、一日目のレポートでした。