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みどりむしin Berkeley

大学研究者妻としてカルフォルニア州バークレーに渡航することになりました。7か月間、現地での生活を書き綴っていこうと思います。

目的のないぶらりバークレー街歩きが楽しい

こちらに来てはや1か月がたとうとしています。

 

アメリカは車社会、どこに行くにも車が必須というのが基本だと思います。

すべての規模が大きい、ちょっとスーパーへと言っても日本のように(もちろん地域によりますが)近所のスーパーに徒歩や自転車で、といった距離ではありませんし、徒歩で歩くということは治安上の不安もあります。

 

バークレーはその点、交通網が整備されており、Bartやバスを利用すれば車がなくても日常生活には困らないという話をしました。

治安上も昼間明るいうちに歩いている分には今のところ問題ないように感じます。

バスを利用すればもっとはやいのですが、主人の大学キャンパスまでは徒歩30分、最寄りのスーパーは10分、語学学校へは15分、バスを待つより歩いたほうが早いこともあり(いまだにバスの乗り方がよりわからないということもあるのですが)、日本にいるときに比べて歩く機会が格段に増えました。

 

私は基本的に歩くのが嫌いなのですが、こちらに来てからは、まったく歩くことが苦になりません。

歩いていてすごく、楽しいからです。

観光地や、別荘地の散策路を歩くような感覚が毎日続いています。

いずれこれが日常になると飽きてくるのでしょうか。

 

今は歩いているといろんな発見をします。

色んな人をみかけます。

時には怖い思いもします。(身の危険を感じるようなことではありませんが)

 

道を歩いていると、なぞのダックスフントが車の荷台に載って走っていました。

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個性的なデコ電ならぬ、デコ車を愛車とする方もいらっしゃいます。

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合気道の教室なんかを発見。

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大学構内には七面鳥が歩いています。(もちろん野生)

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通学途中では、見たことのない青い鳥を見つけたりもします。

こちらはアメリカ固有種のアメリカカケスかと思われます。

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写真には撮れないけれど、本当に毎日面白いことに出会います。

 

Bartに載っているといきなりパフォーマンスが始まり、吊革にぶら下がったアクロバットでお金を稼ぐ人に出会います。

 

ダウンタウンではドラッグをやっているのか、常に大声でシャウトしている方々がいます。

 

バークレーは観光地ではないため、観光名所が特にあるわけでもなく、人によっては退屈な街かもしれません。ですが、私は小さな面白いことが沢山発見できて、住んでいて楽しいです。

 

こちらに住んで1か月、第一印象から一歩進んで、今の印象。

 

バークレーは気候も良いし、家を一歩でれば無料の植物園。

緑が好きな人にとってこれ以上ない、素敵な散策路がこちらの住宅街です。

 

そして、どちらが良いとか悪いとかそういうことではなく、日本と比べて個性が豊かで自由。そして個人主義

だから、別に人と違うことをしていてもいいんだ、人と違ってもいいんだ、とこちらではすこし楽な気持になったりもします。

 

家賃も、医療費も、物価も高いし、治安も決して良くはないので、住みやすい国かと言われれば決してそうではないと思いますし、色々な問題を抱えているということも短期滞在ながら垣間見えます。

 

ですが、こうでなければいけないという常識の幅が日本より広いという意味では、住んでいて楽だな、と思いました。