アダルトスクールと有料語学学校について
アダルトスクールに通い始めて1か月が経ちました。
これまでアダルトスクールについて更新していなかったのには理由がありました。
通い始めた直後、アダルトスクールをまったく楽しめなかったというのが原因なのですが・・・。
最初のクラス分けでIntermediate Lowに振り分けられたのですが、通学して一日目は正直途中で帰りたいと思う程退屈な一日でした。
授業があまりにスローペースだったのが原因の1つなのですが、頑張ってついていくことに必死だったLSIとのギャップが大きく、無料で英語の授業が受けられるということはありがたいことですが、このまま通うことは苦痛になると思い、次の日担任の先生に相談したところ、あっさりHighクラスに移動させてもらうことができました。
移動後、しばらく授業をうけてみましたが、英語の文法の勉強の場としてのLSI(有料の語学学校)に対して、英語での会話の場をもらえるアダルトスクール、という印象です。
先生によって授業内容は全く異なるようで、文法をメインとした授業方式をとる先生もいらっしゃるようですが、私の受けているIntermediate Hiのクラスではプリントを配られ問題を解き、または文章を読み、生徒同士で答え合わせ、またディスカッションをするという形式が多いです。
問題を解いたり、先生の授業を受けている時間より雑談している時間が長いのではと思う程のんびりしたクラス。
こちらには、正直はじめ違和感を覚えました。
最初の2週間くらいはLSIに戻ろうかどうかかなり悩みました。
悩んだ末、現在もアダルトスクールに通い続けています。
その理由の一つとしては語学学校と比較して自身と同年代の人、同じ境遇にいる人が多いこと。
LSI(語学学校)では10代、20代前半の生徒が多く、高校または大学在学中に英語を学びに来ている人が大多数を占めます。
先生の授業の質は高く、文法の勉強には非常に良いのですが、生徒は皆年下の学生さん。
一方、アダルトスクールは10代から70代くらいの年配の方まで幅広く在籍しており、UCBに留学中の留学生、またその配偶者、もしくはアメリカで働く他国からの移民の配偶者の割合が多いです。
同じIntermediate Hiと言っても日常会話には困らずすらすらと英語が出てくる人から私のような片言まで幅広くいます。
年齢や境遇が近いため話が合ったり、なにか知らないことがあったとき相談できる人がいたり、そういった意味ではアダルトスクールが良いと思いました。
先生は明るくて他の文化、個々の違いを大事にするバークレーらしい人柄の女性です。
今日の授業ではバークレーマリファナ事情について盛り上がりました(笑)
先生のしめは、「吸うのも吸わないのも個人の自由、あなたの選択よ。ここはアメリカ!」
滞在時間もあとわずかとなってきており、今後帰国までアダルトスクールに通うかまだ決めてはいませんが、アダルトスクールで学ぶことも多いのではないかと思い、今はアダルトスクール通学を楽しみたいと思っています。
それにしても、英語は全然伸びません・・・。でも他の人の話していることはわかるので、アメリカはじめ他国の文化、考え方を学んでいるのでそれでよいのかな~と最近はっています。
アメリカでのカラーリング:モロッカンオイルカラー剤をためしてみたら・・・!!!
アメリカに来て、4か月が経ちました。
今週2回も朝方に雨が降りました。
バークレーの夏には雨が一切といってよいほど降りません。
3か月振りの雨。
もう秋になろうとしています。
さて、暮らしていく上で当然必要になることが髪のカットなのですが、7か月の滞在で女性であれば、自身でのメンテナンスで済むという人も多いのではないでしょうか。
私も一度日本人の美容師の方のいるヘアサロンでカットをしたのですが、それ以外前髪のカットは自身で行っております。
ちなみに、アメリカの美容室事情には詳しくないので、詳細の記載は避けますが、日本とは違うということは確かです。というのは、日本人の髪質と、こちらの人の髪質が根本的に違うから、カットの手法もカラーリング剤も違うということのようです。
日本人の髪質を理解しているアジア系の美容師さんに切って頂くのがベストのようです。
さて、私にとってどうしても必要となるのがカットよりカラーリング・・・。
同年代の人よりグレイヘアの割合が多く、どうしても定期的なカラーリングが必要です。
日本で購入してきたカラーリング剤で定期的にリタッチをしていたのですが、どうしても全体染めが必要になり、一度美容室へ。
そしてそれからまた自身でリタッチ・・・。
こちらにきて、髪は確実に痛みました。というのは水の違いもあるかもしれませんが、日本に比べて日差しが強烈だということが大きな原因のように感じます。
元が黒髪の人でも毎日長い時間外に出ていると、茶髪になるくらいです。
こちらで歩く機会が増えた分、紫外線を浴びる機会も増えました。
そんな時、化粧品ショップセフォラで買い物していて偶然見つけたのがこちら!
かの有名な?モロッカンオイルのカラー剤です。
どんなものかいまいちよく分からなかったので店員さんにこれで白髪は染まると思うか聞いてみたところ、染まる、とのこと。
早速購入してみました。
「シャンパーニュ」ということで、暗い髪色には変化がなく、明るいブロンドをシャンパン色にするような感じのようです。
グレイヘアも明るいブロンドと同じじゃない?シャンパン色に染まってくれ、ということで早速その晩試しました。
こちらの使い方はタオルドライした髪に塗り、5~7分で洗い流すというもの。一般のカラー剤よりかなり短時間なのですが、大丈夫かしら・・・。
長めにおいて待つこと10分・・・。
洗い流し・・・。
鏡でチェックしたところ・・・。
全然、染まっていない!!!
全く、まったく変化なし。
というある意味、驚愕の結果でした(笑)
プラチナブロンドとグレイヘア、違うのかな~。
店員さん染まると言っていたけれど(汗)
とてもがっかりな結果でした。
ということで、即刻美容室の予約を入れた晩となりました。
まったく話はかわりますが翌日、アダルトスクールのクラスメイトがなんと趣味でやっているというジェルネイルを私にしてくれました~!!
本当に自身できれいにネイルされていたので、きれいだねと何度も言っていたらキット一式もってきてくれ、クラス後の学校のベンチで即席のネイルサロン!
通る人、通る人に突っ込まれながら、丁寧に素敵なネイルにしてくれました。
ロサンゼルスへの旅最終日:Umami Burger&ゲッティセンター
ロサンゼルスへの旅、2泊3日の最終日。
フライト時間が5時半だったため、それなりに時間のある一日を過ごせるはず・・・でした。
が、なぜかほとんどの時間を空港で過ごすことになってしまった一日でした。
前日のユニバーサルスタジオハリウッドで体力を消耗したため、朝はゆっくりし、早めの昼食からのゲッティ―センターを予定しておりました。
この日の昼食はLA発ウマミバーガー!!
日本にも出店しており、名前だけですが聞いていたため、一度は行ってみたいと思っていたお店でした。
また、日本から遊びにきてくれた家族にもハンバーガーを食べてもらいたくて行きました。
私たちが来店したのはウマミバーガーThe Grove店
Restaurant at The Grove - Gourmet Burgers in LA - Umami Burger The Grove
こちらのウマミバーガー、美味しかったです。
パティはジューシーでサイズも程よく、日本人にも受ける上品な味。
お義母さんと甥っ子に食べさせたかった『ザ・アメリカンなハンバーガー』、とはちょっと違ったのでしたが、美味しいランチに満足。
次に向かったのはゲッティセンターです。
こちらのゲッティセンター、石油王のJ・ポールゲッティが1954年に最初のギャラリーを建てたことをはじめとし、ゲッティ財団により現在運営されている無料の美術館になります。
このすべてが高いアメリカにあって、無料!!!
しかも所蔵されている作品もゴッホの『アイリス』をはじめ、セザンヌ、レンブラント、ルノアールなど、非常に豪華!
このゲッティセンター、個人的には特に庭園と建物の美しさに感動しました。
LAの真っ青な空に白亜の宮殿のような建築物、そして行き届いた庭園。
これだけでも一見の価値がありました。
時間があればゆっくり観てまわることをお勧めします。
今回は、飛行機の時間の都合で滞在時間は1時間・・・。
印象派の絵画の展示されている西館と、庭園のみ観て早々に退却しなければならないのでした。
スーツケースを入口で預けたり、美術館に行くのに入場口からトラムに乗らなければならないため、なんとも慌ただしい美術鑑賞となってしまいました。
そしてUberに乗り、空港に行く道中、メールを見ると
「Your flight to Sanfrancisco-Delayed」のタイトルのメール。
5時半のフライト予定が、結局飛んだのは8時半。
その日のほとんどを空港で過ごすことになってしまったのでした。
ゲッティ・センターをゆっくり観て回る時間が十分にあったのに・・・。
空港に移動する前にメールチェックをしようと反省した一日となりました。
この空港でも手荷物にミネラルウォーターを入れっぱなしにしてセキュリティチェックを通ったため引っかかり30分以上足止めされたり、クレジットカードのラウンジがあると思い探し歩いたのに結局使えなかったり・・・。
初日のコスプレにチップを盛大にふるまうことになった一件から色々とハプニングの絶えない3日間でしたが、旅にトラブルはつきもの。
それらも含めて、思い返して笑える思い出になれば良いなと思った3日間でした。
ロサンゼルスへの旅過去の記事はこちら→
ロサンゼルスへの旅2日目:ユニバーサルスタジオハリウッド
ロサンゼルスへの旅2日目はユニバーサルスタジオハリウッドに行ってまいりました。
日本のユニバーサルスタジオには何度か行ったことがあり、USJより小規模ということは知っておりました。
wiki情報ではアトラクション数がUSJ40に対し、ハリウッドは15とのこと。
USJに行ったことがある場合、わざわざ訪れる価値があるか、ということになりますが、訪れてみた感想は、パーク自体は思った以上に小さい、けれど行く価値は大いにある、でした。
思った以上に楽しい一日を過ごすことができました。
USJに行ったのはだいぶ前のことになるので、現在のパークがどのようになっているのかわかりませんが、テーマパークとしては日本の方が大規模でハイクオリティなのではないかと思います。
ですが、USJとUSハリウッドは私にとってはまったく別物、という印象でした。
ユニバーサルスタジオハリウッドでは実際に映画撮影に使用されたセットを巡るスタジオツアーがあります。
45分かけてトラムに乗って撮影場所や、撮影に使われた大道具の展示などをみながら巡るツアーなのですが、時に3D眼鏡をかけたアトラクションの演出があったり、セット内から水が流れてきてトラムに洪水のように迫ってきたり、ライドとしての楽しみも十分ありました。
映画に詳しくない私は「この映画に使われました」のガイドに「フーン」という程度の反応しかないのですが、数年前に観た「デスパレートな妻たち」の住宅街のセットの一画に入ったときはドラマの光景がよみがえり「おお~!!」となりました(笑)
ですので、実際に各映画を観られた方はさらに楽しめるのではないでしょうか。
テーマパークとしてのUSJ、そして映画撮影のロケ地を見学できるハリウッド、そういった違いで2つを認識していれば、USJに行かれた方もがっかりすることなくとても楽しめるかと思います。
ちなみに、この夏リニューアルオープンしたという「ジュラシックワールド」のライド、これはリニューアル直後とのことで2時間待ちでした。
炎天下2時間ひたすら待ち、乗ったは良いのですが、拍子抜けするくらい一瞬で終わります(笑)
そしてずぶぬれになるとの話を聞いていたのですが、3列目に乗った私たちはほとんど濡れることもありませんでした!
2時間待ったのはこのライドのみ、混雑する時期の日曜日でしたが、他は最高45分待ちで乗ることができ、アトラクションが少ないため、一日で乗りたいものはほとんど乗ることができました。
スタジオツアーの次に楽しかったのは、USJにはない、Revenge of the Mummy。
ハムナプトラをテーマとした屋内型ジェットコースターになります。
ディズニーのスペースマウンテンのような感じですが、前進するだけではないので、ちょっとびっくりします。行かれる方はお試しください!
一つ気になったのは、座る場所(ベンチなど)が少ないような印象を受けたこと。小規模と言っても広いテーマパークですので、長時間並んだり、足が疲れたときにちょっと休憩できるスペースが少ないのが残念でした。
映画撮影本場ハリウッドでのユニバーサルスタジオ、私にとって久しぶりのテーマパーク、そして家族旅行ということで、大変楽しい一日をおくることができました。
ロサンゼルスへの旅初日はこちら→
ロサンゼルスへの旅初日:コスプレにかもられ事件
先週から今週にかけては、主人の母と甥っ子がアメリカに遊びに来てくれました!
せっかくなら、サンフランシスコ、バークレーだけではなく、どこか遠出をしようと考え、ロサンゼルスへの旅を計画しました。
メインにディズニーランドかユニバーサルスタジオか迷いましたが、映画撮影の本場ハリウッド、やはりここはユニバーサルスタジオでしょう、ということでそちらを中心にスケジュールを組みました。
ロサンゼルスへの旅は2泊3日、なか日をユニバーサルスタジオにしたので、初日はファーマーズマーケットとハリウッドのブールバードを散策することに致しました。
ロサンゼルス空港へ到着後、ザ・オリジナル・ファーマーズマーケットへ直行し、そこで昼食をとることにしました。
ファーマーズマーケットというと、野菜の産直や青空市のようなものをイメージしていたのですが、こちらはショッピングセンター+フードコートのような所でした。
フードコートには世界各国の屋台が並び、にぎわっておりました。
各自が好きな屋台でフードを購入し昼食となったのですが、私が選んだのはこちら。
あまり期待はしていなかったのですが、結構美味しかったです。
そしておすすめが、ローカル・アイス!!
こちらは種類も豊富で私が選んだソルベ系はフレッシュな風味でとっても美味しかったです。
生鮮食品のコーナーは覗かなかったのでファーマーズマーケットにきたという感じではありませんでしたが、各国料理あり、お土産物屋さんあり、楽しめました。
いったんハリウッドブールバード近くのホテルにチェックイン後、今度はハリウッド・ブールバードへ繰り出しました。
こちらの通り、アカデミー賞の授賞式会場となるドルビー・シアターがあったり、スターの手形、足形が並ぶチャイニーズ・シアターがあったり、特別映画好きではない私でも楽しみにしていた場所なのですが、、、
ここで事件勃発。
というより、私の認識が甘かったのですが、観光名所のインパクトを吹っ飛ばすくらいの事件をおこしてしまいました・・・。(大げさです)
バビロンの門からハリウッドサインを眺めた後、チャイニーズシアターに向かいハリウッドスターの手形をみて楽しんでいたのですが、、、
そこで主人が某ディズニーキャラクターのコスプレをした女性に話しかけられているのをみてつい写真に収めてしまいました。
それが見つかり、皆で写真を撮ることに・・・。
しかも某ディズニーキャラクターの他にも某映画のコスプレをした女性2人も近づいてきて結局私たち家族+3名のキャラクターで写真を撮ることに。
当然、この場合、チップが必要なのはわかっていたので、とっさにお財布をだしてしまいました。
なんと請求額が20ドル。
高!と思いながらもディズニーキャラクターさんにお渡しすると、なんとあとの2人にも20ドルずつ払えとのこと。
ディズニーさんは仕方ないとして勝手に写真に入ってきた映画コスプレさん2人になんで払わないといけないんだとわたわたしていたのですが、結局そのうち1人に20ドル渡しあとはNo Noとその場を立ち去ったはずだったのですが・・・・・
(この時点で40ドル払っている)
後ほど甥っ子がもう1人に20ドル渡していたとのことが発覚しました(汗)
しかもその人、さらにうちの主人にもさらに20ドル払えと要求していたとのことでした。そちらは断ったので渡してないのですが。
私が遠くから写真を撮ったことが発端で甥っ子のお財布まで痛めてしまう珍事件になってしまったのでした。
あとから考えると、お金ないと少額渡して立ち去るか値切るかするべきでしたが、チップが発生するのを知っていたためつい財布を出して中身をみられてしまったのがいけなかったのかもしれません。払わざるをえない状況を自分でつくってしまいました。
(しかも普段は5ドルくらいしか財布に入っていないのに、旅行ということですこし多めに持ち歩いていました(´;ω;`)ウゥゥ)
翌日には笑い話になっていたのですが、その時はやってしまった感がありしばらくショック大でした。
外国でNoというのには慣れているのでなぜ素直に20ドル渡してしまったのか、本当に謎です。
ということで、私にとってのハリウッド・ブールバードの思い出にはハリウッドサインでも、スターの手形でもなく、たかられ珍事件が深く刻まれたのでありました。
通りを歩いているとスターウォーズコスプレ軍団に囲まれている観光客にも遭遇。同じような状況になっておりました。
そして歩いていると横から無理やりCDのようなものを渡されそうになったり・・・。
しっかりしていないと、カモになってしまう場所です。
海外の観光名所でのこういったことには気を付けてきたつもりが、油断してしまいました。
思えば若いころ行ったグアムでは親切にホテルのスタッフが話しかけてきたので頑張って英語で対応していると実はナンパで後で飲みにいかないか部屋番号まで聞かれたり・・・
逆に警戒しすぎてタイのショッピングモールでは「なにかお困りですか」の男性にこれは変な人だと無視続けたところデパートの案内係だったり・・・
タクシーに乗ると飛行機の時間が迫っていると言っているにも関わらず土産物店に無理やり連れていかれそうになったり・・・
日本にいるときとは違い、思いもよらないことが起こったりします。
現地の人と交流するのは楽しいし、それが醍醐味であったりもするのですが、お金目当てだったり、危険な誘いだったりも多々あります。
かといってまったく交流しないというのも違うと思いますので、自身の嗅覚に頼るしかないのですが・・・。
いざとなったら相手がどんなに愛想よくきても真顔で「No」と言えることが大事かと思います。
恥をさらして盛大にかもられ事件のご報告でした。
ちなみに、このブールバード、唯一良かったのが、お義母さんが映画がお好きだったようで、スターの手形を熱心に眺めてらしたこと。
これがなければただのやってしまった一日になってしまうところでした。
ロサンゼルスへの旅2日目はこちら→
グランドサークルへの旅~〇十年ぶりのグランドキャニオンへの再訪
グランドサークルの旅、2日目にはいよいよグランドキャニオンに行ってまいりました。
グランドキャニオンは小学校低学年の時に行って子供ながらに感動した記憶があり、2回目〇〇十年ぶりの再訪となります。
グランドキャニオンへ訪れることももちろん楽しみでしたが、グランドキャニオンをみてどう感じるかが自分の中での醍醐味でした。
齢をとるにつれてわくわくする気持ちや、感動することが少なくなり、色んなことに鈍感になっていると感じていました。
そんな中での世界でも有数の絶景ポイントグランドキャニオン再訪。
泊まっていたフラッグスタッフのクオリティインを8時に出発し、移動すること1時間半ほど、ついに到着しましたグランドキャニオン!!
みた瞬間、「あ、ここだ、記憶の中にあるグランドキャニオンのままだ」と感じました。
絶景への感動とともに懐かしさもあり、しばし沈黙。
子供の頃は自身が小さいため、色々なものが大きくみえるものですが、それを差し引いても圧倒的な雄大さを感じさせる眺めでした。
グランドキャニオンのすごいところは観光地となっている私たちの行ったサウスリムのポイントは全体のごくごく一部で、全長がコロラド川に沿って450キロ近く続いているということ。
今回はグランドキャニオンの北側をまわり、レイクパウウェルを経由し、グランドキャニオンの南側から帰るというグランドキャニオンの周囲を1周する旅でした。
ガイドさん曰く、走行距離でいうと1500キロとなるそうです。
利用したのはHISの1泊2日の旅でした。
ツアー旅行は他の方と行動を共にするため、自分たちのペースでは行動できず、時間制限もあり、窮屈かと思ったのですが、今回はツアーに参加してよかったと感じています。
一つにはやはり運転時間の長さ。1500キロを慣れない土地で運転するのは、時間に余裕があればよいですがかなり疲れると思います。
また、道中ほとんどが砂漠地帯、なにもない中走るのでトイレ休憩のポイントなども自分たちではわかりませんが、このツアーでは奇麗なトイレ、コンビニに近いお店のついているガソリンスタンドに停まってくれてるため、そういった心配もありませんでした。
また、スタバのご当地マグカップが欲しいという要望にも、グランドキャニオンに近い店では売れ切れている可能性があるとのことで、宿に近い店舗に寄ってくださったり、柔軟に対応して頂きました。
時間があれば自分たちで行き、グランドキャニオンの夕日、朝日を愛でるということもしてみたかったと思います。
が、今回は限られた時間(ラスベガス前後泊あわせ3泊)で目いっぱい楽しめたかなと思います。
ちなみに、グランドサークルを1日で回る弾丸ツアーもあるようですが、おそらくほとんどが移動時間で、ポイントポイントの滞在時間が非常に短くなるのではないかと思います。せっかくの大自然、楽しむには最低でも1泊はした方が良いのではないかと思いました。
グランドサークルへの旅~ツアーに参加しました(初日編)
先週末、念願のグランドキャニオン、アンテロープキャニオンツアーに参加して参りました!
実はグランドキャニオンへの旅行、11月に自分たちでレンタカーで行くことを予定していました。一度はグランドキャニオンの目の前にあり人気のブライトエンジェルロッジに予約まで入れてグランドキャニオンの夕日、朝日を愛でるつもりでいたのですが、、、結局運転が疲れること、日数が限られており無理なスケジュールは組めないことを理由にHISのツアーに申し込むことにしたのでした。
結論としていうと、HISの1泊2日のツアー、大満足でした!!
私たちが言ったのはホースシューベント、グランドキャニオン、アンテロープキャニオンの3か所。
初日は朝6時過ぎに集合でした。
前日のフライトの到着が1時半遅れ、ホテルに着いた時点で深夜12時、朝5時前起きだったので、HISのガイドさんが運転しながら沢山解説をしてくださったのですが、寝不足で行きはほとんど寝てしまってお話をあまり聞いていませんでした。
ごめんなさい・・・。
途中トイレ休憩時昼食のランチボックスを渡されます。
ラスベガスで人気のあるサンドイッチとチップス、クッキーのセットだったのですが、このサンドイッチが主人のツボにはまったようで今までアメリカで食べたサンドイッチのなかで一番美味しいと隣で騒いでおりました。
そして5、6時間かけてホースシューベントにまず到着しました。
ホースシューベントは遠目にみると大地に2つの穴が開いたようにしかみえません。
駐車場から足場の悪い砂場を歩くこと10分、目の前に遠目に見たのとはまったくことなる絶景が広がります。
ホースシューベントはコロラド川が蛇行して蹄鉄の形にみえることからこの名前がつけられています。
赤土の大地とコロラド川のグリーン、そして水辺の草の色が鮮やかです。
写真で撮るとどうしても規模の大きさが伝わらないのが残念です。
そして、その後、初日のメインイベント、アンテロープキャニオンへ!!!
こちらは無断で観光することはできず、アメリカの原住民であるナホバ族の方のガイドツアーに参加する必要があります。
事務所のような小屋で受付をすませ(といっても私たちは待っていただけなのですが・・・)ジープに乗って10分でキャニオンの入り口に到着します。
このジープなのですが、赤土の砂場の大地を荷台のようなところに載せられて走るため、砂ぼこりがすごかったです。
わたしは出発後すぐにコンタクトレンズに砂が入り、これはだめだと思い終始目をつぶってハンカチで顔を覆っていました。
アンテロープキャニオンはアッパーとロウワーがあり、私たちは選ぶことができませんでした。
今回はアッパーのアンテロープキャニオン。
入り口の裂け目から入るとそこは幻想的な世界。
何万年にも及ぶ地層が鉄砲水と風による浸食でこのような不思議なウェーブを形成しています。
乾燥した場所のように見えますが、時には鉄砲水でキャニオン内の水位が非常に高くなることがあり、以前には観光客が水に流され亡くなったこともあるとか。
近くに雷雲が見えなくても遠くで降った雨が運ばれてきて急に水位があがることがあるようです。
そのような場合はキャニオンは閉鎖となります。
中は観光客でごったがえしておりますので、ゆっくり写真を撮ったりする時間はあまりありません。
その代わり、写真撮影のベストポイントに入るとナホバ族のガイドさんが自分で写真を撮ってくれます。
ポイント移動、カメラを渡す、写真を撮ってもらう(人物抜き)という繰り返し。
少し笑えます。
キャニオン内は外気の灼熱と違って涼しく、岩場に手をあてると少しひんやりします。
完全に観光地化されていますが、なお神秘性をもった魅力的なアンテロープキャニオンでした。
ちなみにロウワーの方はアッパーとちがって地上より下に裂け目が入った人ひとり通れるくらいの狭い道を探検するようで、こちらは梯子をつかったもするとのことです。
どちらが良いかガイドさんも良く聞かれるようなのですが、まったく別のものなので、どちらが良いという比較にはならないとのこと。
そちらもいつか行ってみたいとおもいました。
アンテロープキャニオンは砂岩に傷をつけるため、バッグの持ち込みは禁止です。持ち込みが許されているのは水、スマホ、カメラのみ。
ですが、貴重品が心配ですので、私は上着をきてポケットの中に貴重品類をいれました。
同行するガイドさんの判断にもよるのですが、服の中に入れられる貴重品入れのポシェットのようなものを首からかけて持ち込むことも問題なかったです。
観光部分はこれにて終了。
夕食はツアーに含まれており、宿泊施設の近くのステーキハウスでステーキを頂きました。
グランドサークルの旅、一日目のレポートでした。